遺品整理は誰がやる?お焚き上げ・供養は必要?

遺品整理は誰がやる?お焚き上げ・供養は必要?

突然の不幸が起こった時、お葬式などでバタバタしますよね。

それらが終わったと思ったら今度は相続の問題など、やらなければならないことはたくさんあります。

遺品整理もその一つ。

しかし、遺品整理は誰が行うのか、いつから始めればいいのか、といった疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、遺品整理はいつ誰が行うのか、お焚き上げなどの供養が必要なのか、供養が必要なものなどを解説します。

遺品整理は誰がやるべき?

故人の所有物は、誰でも整理できるわけではありません。

たとえ家族・親戚であっても、相続する意志がない場合には遺品整理を行う権利はないのです。

つまり、相続人しか遺品の整理はできないということです。

それでは、相続人が相続放棄をした場合はどうなるのでしょうか。

相続人は相続発生から3ヶ月以内に家庭裁判所に申請をすることで相続権を放棄することができます。

その場合、相続財産管理人(もしくは相続財産管理法人)が家庭裁判所によって選出されます。

相続財産管理法人には、市町村が申し出るケースも増えてきています。

遺品整理を業者に頼んだ時、立ち合いは必要?

故人が遠方に住んでいると、どうしても遺品整理に時間がかかってしまいます。

そこで、遺品整理業者を利用する人も年々増加しています。

しかし、業者に依頼をする場合、立ち合いは必要なのでしょうか?

結論からいうと、遺品整理業者のほとんどは立ち合いなしでも可能です。

遠方から依頼する場合の流れを解説します。

1. 現地見積もり依頼

多くの遺品整理業者は、状況を確認するために現地へ足を運びます。

まずはその依頼をするために、業者に連絡を入れましょう。

連絡方法は電話やメール、問い合わせフォームから簡単にできます。

また、依頼をする際に遠方からの依頼で立ち合いが厳しい旨を伝えておくと、後々のやりとりが円滑に進みます。

2. 業者が現地に向かい見積もりを算出

次に、現地見積もりを依頼した業者に鍵を送ります。

鍵が届くと、遺品整理業者は現地に向かいます。

そして、実際に部屋の状態や遺品の量を見てから金額を算出。

後日、見積書が依頼主に届き、問題なければ契約・作業日の相談と話が進むのです。

この時、業者によっては無人の家に入るため同意書を求められることがあります。

3. 作業時に探してもらいたいものをあらかじめ伝えておく

作業前日までに探してほしい遺品などがある場合には、遺品整理業者に伝えておきましょう。

作業当日は業者が近隣の方へ挨拶をし、部屋の養生を施してから作業に入ります。

作業は遺品と不用品分別作業から始まるので、形見や遺言書などは処分せずに依頼主の手に渡ります。

4. 部屋の確認後支払い

作業終了後、写真や動画などで依頼主に報告連絡がいきます。

部屋の状態、遺品などを確認して問題がなければ料金の支払いへと進みます。

そして鍵や遺品は依頼主に送られて終了です。

注意点

作業に立ち会えない場合、状況をリアルタイムで確認することは困難です。

そのため、作業内容や要望は遺品整理業者に詳しく伝えておきましょう。

伝えておかないと、遺品として引き取りたかったものも不用品として処分されてしまいます。

また、遺品整理業者の中には作業中に発見した品物を盗難する悪徳業者も存在します。

こうしたトラブルを避けるためにも、「遺品整理士」という資格を持ったスタッフのいる業者を選ぶと良いでしょう。

遺品を処分する前にお焚き上げは必要?

遺品整理で出てきたもの、特に故人の愛用品や人形、写真、神仏関係の品(お守りやお札)などを処分することに抵抗がある人は多いのではないでしょうか。

日本では、長く使ってきたものや愛用品には魂が宿ると考えられてきました。

そのため、遺品を処分する際に行う供養として古くからお焚き上げが行われています。

寺や神社に納められた遺品は、感謝の気持ちを込めてお清めの火によって浄火されるのです。

お焚き上げが必要な遺品

神仏関係のものは、一般的にお焚き上げが必要とされています。

また、人形は「ひとがた」とも呼ばれ、身代わりになってくれるものとして平安時代から扱われてきました。

こうした時代背景もあり、現在でもお焚き上げなどの供養をしてから処分をする習慣があります。

納棺の際に入れられなかったものをお焚き上げすることも多いです。

寺・神社にお焚き上げを依頼するメリット

お焚き上げを依頼する際、多くの寺や神社では料金を明示していません。

つまり、気持ち分の金額を包んで納めることで対応してくれます。

しかし場所によっては金額が一律で定められていることもあるので、事前に確認すると良いでしょう。

寺・神社にお焚き上げを依頼するデメリット

受け付けている品物や期間を限定している場合があります。

遺品整理がひと段落して、いざお焚き上げをしようと思っても受け付けていなければ意味がありません。

寺や神社に依頼したいと考えているなら、そのあたりも確認しましょう。

遺品整理業者に供養もお願いできる?

遺品整理業者に整理を依頼した場合、一緒に供養もしてくれる業者が増えてきています。

遺品整理を依頼した場所に僧侶を招いて行う現場供養、業者が複数の依頼分をまとめて供養する合同供養(合同法要)などがあります。

どちらも遺族が立ち会うことができます。

遺品整理業者にお焚き上げを依頼するメリット

いつでも、どんな品物でも受け付けてくれる業者が多いです。

布団などの寝具、気に入っていた衣服なども供養してもらえます。

遺品整理業者にお焚き上げを依頼するデメリット

寺・神社に比べて費用は高くなってしまいます。

多くの場合、オプションで別途料金が発生します。

遺品のお焚き上げまとめ

遺品整理は相続人が中心となって、協力して行うのが良いでしょう。

もし遺品整理をする家が遠方の場合には、業者を利用することがおすすめです。

また、お焚き上げ等の供養に関しては寺・神社に依頼すると安心ではありますが、品物などを限定されない遺品

整理業者を利用するのも有効です。

不用品の整理や遺品の処分に困ったら、不用品回収ラボにお問い合わせください。