粗大ゴミ回収時の注意点~不用品回収業者に依頼する時はここに注意!

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粗大ゴミ回収時の注意点~不用品回収業者に依頼する時はここに注意!

粗大ゴミとして自治体に回収してもらえないものがあり、それらを処分するのは時間と労力を要する作業です。この記事では回収できないものを不用品回収業者に依頼する際の注意点などをご紹介します。

目次

粗大ゴミとして自治体で回収されるもの

各自治体によって粗大ゴミとして回収されるものは異なりますが、多くの自治体では以下のように決められています。

・家具(タンス、ソファ、テーブル、コタツ、机、椅子、カーペットベッド)そして、寝具(布団、マットレスなど)
・電化製品(掃除機、オーブントースターなど)
・キッチン用品(ガスコンロ、食器棚など)
・その他(自転車、スポーツ用品、楽器ど)

粗大ゴミの注意点・粗大ゴミを自治体が回収できない理由と処分方法

上記に当てはまらない、粗大ゴミとして回収してもらえない物とその理由をご紹介します。

粗大ゴミの回収に関する注意点①事業系のごみ

先ほど紹介した粗大ごみの対象となる品目でも、事務所や工場など事業で使用していたものは対象外とみなされるため自治体では回収してもらえません。これらは産業廃棄物の扱いとなり、処分するにはさいたま市の場合、以下3つの処理方法のいずれかで、処理をします。

1.事業者自身の所有する廃棄物処理施設で処理する。
2.市の処理施設に自分で搬入し、処理する。
3.市が許可する一般廃棄物収集運搬許可業者に委託する。

さいたま市ホームページ

粗大ゴミの回収に関する注意点②リサイクル家電

「テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫」以上4つの家電は家電リサイクル法対象家電となっているため自治体では回収してもらえません。これらは家電リサイクル券システム取扱店にてリサイクル料金を支払い廃棄処分したり、自身で家電リサイクル券を購入し、指定処分場へ運ぶ必要があります。

粗大ゴミの回収に関する注意点③ガソリン、灯油

ガソリンや灯油は発火性危険物なのでガソリンスタンドに持ち込んで処分します。

粗大ゴミの回収に関する注意点④ピアノ・電子ピアノ

重くて大きいピアノは適正処理困難物とみなされ、粗大ゴミとして回収してくれません。しかし、ピアノは東南アジアなどでの需要が高いため、不用品回収業者に買い取ってもらえる可能性が高いです。買い取りはできなくても無料で引き取ってくれる業者もあるのでまずは見積もりを依頼してみましょう。

粗大ゴミの回収に関する注意点⑤家庭用パソコン

家庭用パソコン(ノートパソコン、デスクトップパソコン、一体型パソコンなど)やディスプレイは資源有効利用促進法によってリサイクルが義務付けられています。回収されたパソコンは、メーカーによってプラスチックの部品はプラスチック原料に、金属の部品は鉄やアルミ、銅などの素材に分別してリサイクルされます。

粗大ゴミの回収に関する注意点⑥タイヤ、バイク、車など

タイヤ、バッテリー、バイクは車資源有効利用促進法対象品であるため、自動車販売店やガソリンスタンドで処分してもらう必要があります。

粗大ゴミを回収してもらい廃棄処分する2つの方法

1.自治体に出す

粗大ゴミ回収対象品目に該当すれば自治体で粗大ゴミとして回収してもらえます。
回収料金は各自治体によって異なりますが、粗大ごみは1品につき300円~2500円程度の料金が設定されています。詳細な料金は各自治体ホームページに一覧が載っているので確認しましょう。

埼玉県さいたま市

東京都大田区

千葉県美浜区

お住まいの自治体の粗大ゴミ受付センターに電話やインターネットで回収日の予約を取り
回収日当日、回収時間までに指定場所へごみを出します。

2.不用品回収業者に粗大ゴミの処分を依頼する

多くの自治体では回収日は月に一回しかないので回収日まで粗大ゴミと一緒に生活しなければなりません。さらに粗大ゴミが大量にある場合には、一つ一つ費用を確認し、粗大ゴミ回収対象外のものについてはその処分方法も確認しなければなりません。

例えば、石油ストーブを捨てるには、入っている中身を使い切り、余った石油はガソリンスタンドへ持って行き処分します。そして、石油ストーブは粗大ゴミとして各自治体の回収日に出したり、持ち込む必要があります。

粗大ゴミが1つ2つなど少量であれば調べて自分で処分できますが、遺品整理や引っ越しなどで大量に粗大ゴミを出さなければならない場合には時間と労力そして知識がいる大変な作業です。それを怠って、不法投棄や違う回収日に出してしまうと罪に問われたり、放火など犯罪を誘発する危険性もあります。

大量に粗大ゴミを処分しなければならないときや引っ越しなどですぐに処分したい時には不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者は即日で回収してくれることもあります。

不用品回収業者の回収プランと選ぶ際の注意点

早くて便利な不用品回収業者には大きく分けると2つの回収プランが用意されています。ここからは2つの回収プランとその詳細をご紹介します。

1.積み放題コース

まずは積み放題コースで、トラックの大きさによって料金が決められます。量が多い場合や粗大ゴミ、買取りが望めない商品の場合にはこちらのプランがおすすめです。回収してほしい不用品の量がどのトラックが適切なのか、一度見積もりに来てもらいましょう。

【積み放題コース料金相場】

・軽トラック…18,000~25,000円
・1tトラック…20,000~30,000円
・2tトラック…35,000~60,000円
・3tトラック…50,000~90,000円
・半積み(軽トラ)…8,000~15,000円

【積み放題コースでの注意点】

積み放題コースにはいくつか条件が設定されている場合が多いので契約する前に確認しましょう。よくある条件は以下のようになっています。

①敷地内にトラックを停められる
トラックが敷地内に停められることです。搬出先からトラックまでの距離が長いと、このコースは適用できません。大型マンションの場合には敷地内であってもエントランスから住居までの距離が長い為、別料金が発生することがありますので事前に確認しておいたほうが良いでしょう。

また、家の前の道路が狭い(車がすれ違えない)場合には4トントラック以上では停車できない可能性もあります。その場合には2トントラック2台分の費用が発生する場合もあります。

②タンスの中身を出す
タンスや食器棚の中身を全て出すことも大切です。回収された後はすぐに処分されてしまうケースもあり、大事な通帳やカードがどこかに行ってしまう場合もあります。必ず中身を空の状態で出しましょう。

③プラスで作業員代がかかる
基本料金には、トラック代金しか含まれていない可能性があります。トラック積み放題コースを依頼する方の多くは大型家具や大型家電を積み込むのではないでしょうか。友人や親戚に搬出を手伝ってもらえない場合には、作業員の追加料金が発生する業者もありますので事前に確認しましょう。

2.積み放題以外のプラン

粗大ゴミの量が少ない場合や買い取りが期待できる不用品では、積み放題コースより回収物ごとに金額を出してもらったほうが、回収費用が安くなる場合があります
「アイテム別」の料金相場は以下のようになっています。

家電…3,000~6,000円
パソコン機器…1,000~3,000円
家具…3,000~10,000円
寝具…5,000円~10,000円
日用品…100円~300円
美術品…買い取り対象

粗大ゴミ回収における追加料金の発生に注意する

どちらのプランの場合にも、追加料金が発生する可能性があります。自分でできる作業は、自分で行うことで回収費用を抑えることができます。以下は追加料金の一例とその費用相場です。

粗大ゴミ回収の追加料金発生に関する注意点①エアコンの取り外し

エアコンの取り外しには別途追加料金がかかることもあります。相場は3000円から8000円となっており、業者によっては回収物の場合は無料で外してくれるサービスを行っています。

粗大ゴミ回収の追加料金発生に関する注意点②ベッドの解体

ベッドの解体作業も追加料金でかかるものとして挙げられます。ドライバーがあれば自分でも行えるのですが、床が傷つく恐れもあるので、業者に任せたほうが安心です。自分で行う場合には下にマットや毛布を引くなど養生することをおすすめします。

粗大ゴミ回収の追加料金発生に関する注意点③損害賠償保険加入

作業員の不手際によりに万が一壁や床に傷が付いてしまった場合、不用品回収作業中の事故に対してその補修、修繕にかかる費用を保証してくれるサービスです。作業中の事故はどんなに注意していても防ぐことができないものです。

最初からついていたと言われたり、作業員が傷付けた証拠がないと弁償してもらうことが難しいので泣き寝入りをしてしまうケースもあります。通常1000円程で加入できるので入ることをおすすめします。

粗大ゴミ回収の追加料金発生に関する注意点④エレベータなし階段降ろし

3階以上からはエレベータが付いていないマンションの場合、一階に付き+2000円程度の追加作業料金が発生する業者もあります。また、4階以上では対応してくれない不用品回収業者もあります。エレベータが無いと台車が使えず、回収作業時間が延びる上に作業員の人数も必要になるためこのように設定されています。

粗大ゴミを回収する業者選びの3つの注意点

不用品回収業者を選ぶ際には3つの注意点があります。

1.無料回収所や無料回収車に依頼しない

無料回収所や軽トラックで街中を走り回り不用品回収を呼び掛ける不用品回収業者には決して依頼しないでください。このような業者の多くは自治体から承認を得ておらず、許可を持っていない為、適切に処分する知識もなければ、提携しているゴミ処理施設もありません。

不用品回収業者を選ぶ際には回収費用の安さや即日対応などサービス内容だけではなく、必ず必要許可を持っており、不用品回収に伴う知識をスタッフが得ているかを確認しましょう。

2.必要な許可を持っているか確認する

不用品回収業を行うには「古物商許可」「産業廃棄物収集運搬許可」「一般廃棄物収集運搬許可」など警察や自治体から許可をもらう必要があります。これらを持っていれば適切な処分方法で最後まで処理してくれます。

3.相見積もりを取る

最後は相見積もりを取ることで、回収にかかる費用だけでなくスタッフの対応やサービス内容など様々な視点から不用品回収業者を比較できます。見積り時間は1つの業者に付き30分から1時間で終わりますので、忙しくても必ず相見積もりを取りましょう。

以上3つの点に注意すれば、状況と条件に最も合った不用品回収業者が選べるでしょう。

以上、粗大ごみを回収してもらう際の注意点として「自治体が回収できるものと出来ないもの」「粗大ゴミとして回収されないものの処分方法」「不用品回収業者の選びの注意点」をご紹介しました。粗大ゴミは環境保護のためにも適切に処分しましょう。