不用品回収業者の選び方とトラブル事例・対処方法

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不用品回収悪徳業者の特徴と優良な不用品回収業者の選び方

粗大ごみを捨てる時には大きく分け自分で自治体に連絡し、自分で捨てる方法と、不用品回収業者を利用する方法があります。不用品回収業者を利用すると、電話一本で、やってくれるのでとてもお手軽です。出すのはお金と口だけです。
しかし、不用品回収業者の中には悪徳業者も沢山紛れています。

では、どんなトラブルがあるのか、どのような業者が悪徳業者なのか、また、悪徳業者に頼まないために何に気を付けたらよいのかをご紹介します。

不用品回収悪徳業者とのトラブル事例

不用品回収の悪徳業者に依頼した場合、どのようなトラブルに巻き込まれてしまうのかをご紹介します。

1.不用品回収悪徳業者による追加料金の発生

見積もりの際は「無料でお引き取りします!」と言っていたのに、当日回収に来たら「リサイクル料金、出張料金、時間外料金」など様々な理由を付けて、最初に行っていた値段の倍以上だったというケースもあります。

2.不用品回収悪徳業者による不法投棄

不用品悪徳業者は多くの場合、無許可です。許可をとっていない業者は、ごみ処分場と提携することができません。そのため、回収したごみは山奥や河川敷などに不法投棄されるケースもあります。不法投棄は環境破壊にもつながります。それだけではなく、不法投棄されたパソコンやスマートフォンから個人情報が抜き取られてしまうリスクも潜んでいます。

3.不用品回収悪徳業者による家の傷、破損

冷蔵庫などの大型家具や大きな食器棚を家から出す場合には、どんなに気を付けていても壁や床に傷が付いてしまうことがあります。明らかに業者が傷つけていた場合、優良な不用品回収業者であれば、保険に入っているため不用品回収業者が修繕にかかる費用を出してくれます。しかし、悪徳業者は補修費用を出してくれません。どんなに安く引き取ってもらっても、修繕費用が掛かってしまっては意味がありませんよね。

4.不用品回収悪徳業者による窃盗、強引な買い取り

悪徳業者にやられて一番怖いのが「強引な買取り」や「窃盗」です。回収業者は家の中に入り作業することがほとんどです。中には「危ないですから、別の部屋で待ってくださいね。」など優しい言葉をかけ、見られていないのをいいことに貴金属や現金や奪うケースもあります。

その他にもトラックの荷台に不用品を詰めるだけ積み込み、まだ市場で高値が付くものであっても破格で買いとられてしまうケースがあります。そこで買取りを断ると、自分でトラックから荷物を降ろしてくれと言われてしまうこともあるようです。女性や高齢者には一人で大型家電を運ぶなんて到底できないので、結局泣き寝入りしてしまうことが多いのです。

不用品回収悪徳業者とのトラブル回避

トラブル事例を紹介してきました。どれもこれもお金をとられてしまうだけではなく、怖い思いをしますよね。個人情報流出されてしまったら、お金だけではなくプライバシーまで奪われてしまいます。それでは、トラブルを避けるための5つの方法をご紹介します。

1.不用品回収悪徳業者を選ばない

これが大前提です。悪徳業者の見分け方はのちほど詳しく、ご説明します。

2.相見積をとる

相見積もりを取ることは、金銭面でのメリットだけではありません。サービス内容を細かくチェックすると、同じ価格でもより良い条件で契約できます。不用品が出るということは、お引越しや遺品整理などで慌ただしく、時間がないことでしょう。しかし、その後トラブルにあってしまうことを考えれば、圧倒的に時間の節約に繋がります。比較するためには、最低でも3社から相見積もりを取ることをおすすめします。

3.気になることはどんどん質問

多くの人は電話やメールで見積もり依頼をとりますよね。その際、ホームページやチラシを見て疑問に思う事はどんなことでも構わないので、気付いたときに問い合わせてください。業者から不誠実な対応があった場合にも、電話やメールの段階であれば断るのも気軽に行えます。なるべく早く聞くことが大切です。

4.不用品回収業者の口コミ、ホームページを検索

ホームページやチラシを見て、依頼したい業者を絞ったら「会社の名前 口コミ」で検索をかけてください。そこであまりにも評判が悪い会社は候補から外しましょう。半数以上悪いクチコミがある場合には、依頼しない方が良いですね。

また、ホームページがキレイだからと言って優良業者とは限りません。ホームページはWEB制作会社に頼めば、5万円程度で完成度の高いものが出来上がります。そこにキラキラと輝く笑顔のスタッフ写真が載っていたとしても、その会社の社員とは限りません。フリー画像を使用し、全く関係のない男性の写真だったというケースもよくあります。

大切なのはそのホームページに思いがこもっていることです。お客様からの感謝の声や頻繁にブログが更新されているかを確認してください。このような事前の下調べが、トラブル回避へとつながります。

5.立会人数を増やす

見積もり、当日の片方でも構いませんが、出来れば両日とも立会い人数を増やしてください。特に、女性1人や高齢者だけでの立ち会いは避けましょう。男性がいたほうが万が一悪徳業者が来た場合の抑止に繋がります。

不用品回収悪徳業者の特徴

先ほど、1番に悪徳業者を選ばないことご紹介しました。もちろん悪徳業者なんて選びたくありませんよね。悪徳業者には特徴があります。以下に当てはまったら、不用品回収依頼を中止したほうが良いかもしれません。

1.不用品回収悪徳業者は料金の詳細が不明瞭

見積もりを取る際には必ず、見積書を作成してもらってください。口約束だけでは万が一、回収日当日に金額が違ったとしても太刀打ちができません。そして、見積書を貰ったら金額の内訳を確認してみてください。優良業者であれば、金額だけが書いてあったとしてもその内訳を説明してくれます。
内訳では通常、出張費やリサイクル料金などの項目があります。見たこともない言葉が並べられていたら、納得いくまで質問してください。そこで嫌がる業者はその後の対応にも期待できません。

2.不用品回収悪徳業者は安すぎるもしくは無料

相見積もりをとった中で最も安い業者が他の業者と比べ、10万円以上安い場合には注意してください。回収には交通費、ガソリン代、人件費など様々な経費がかかり、処分する際にもゴミ処分場への処分費が発生します。これらの経費はどの業者でもかかるものであり、企業努力でもそれほど差が開かない費用です。
しかし、10万円以上安い場合でもその理由が納得できるものであれば、悪徳業者とは言い切れません。納得できる理由とは、同日、近くに大きな現場がありそのついでに行けるなどです。

3.不用品回収悪徳業者は資格を持っていない

不用品回収業者として活動するためには様々な資格が必要となります。その一部をご紹介します。

まずは、「古物商許可」です。
「古物営業法」という法律には
第1条 この法律は、盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため、古物営業に係る業務について必要な規制等を行い、もつて窃盗その他の犯罪の防止を図り、及びその被害の迅速な回復に資することを目的とする。

とあります。これは言い換えると「盗難品が市場へと流れて行ってしまうことを防ぐため、盗品を買い取ってはいけない。」という法律です。悪徳業者は盗んだ商品をお金にして利益を得ようとしています。そして、身元がばれることを防ぐため少しでも早く、高く買い取ってくれる業者を探しています。
リサイクルショップ等で窃盗された品物を買い取りしないよう、また誤って買い取ってしまった際には捜査のために必要な情報を提供するということです。

お金を払って買い取りを行わない業者であれば、古物商許可は必要ありません。しかし、きちんと利益を上げ、税金を納めている優良業者はほとんど買い取りも行っています。よって、この資格をもっていない場合には注意が必要です。

次に「廃棄物収集運搬許可 」です。
廃棄物は「廃棄物処理法」で、第2条第1項に以下のように定義されています。

ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であって、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染された物を除く。)

「廃棄物」は3種類に分けられます。
①一般廃棄物
産業廃棄物以外の廃棄物

②産業廃棄物
事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物
二  輸入された廃棄物、並びに本邦に入国する者が携帯する廃棄物

③特別管理産業廃棄物
産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するものとして政令で定めるもの

不用品回収を行う場合、回収後、売れないものは廃棄物なります。廃棄物を運搬する際にも許可が必要なので、この許可書はほぼ100%の不用品回収業者が持っています。
その他にも回収するものによっては「金属くず商許可」「県使用済金属類営業に関する条例」(岐阜県のみ)「道路使用許可」などが必要です。

見積もりの際にこれらの資格や許可をとっているのかを確認してください。許可証や資格を見せてもらうとさらに安心ですね。

不用品回収悪徳業者のトラブルにあってしまった時の解決法

どんなに気を付けていても、トラブルに巻き込まれてしまうことはあります。
断ったら何をされるか分からないから、などと言う理由で納得できないながらもお金を払ってしまった場合の対処法をご紹介します。

消費者ホットラインへ相談
「誰もがアクセスしやすい相談窓口」として開設されたのが、消費者ホットラインです。

相談処理のために氏名、住所、電話番号、性別、年齢、職業を開示する必要があります。

似たものに消費生活センターというものがありますが、土・日・祝日は開所していません。
その点、消費者ホットラインはゴールデンウィーク期間中も相談を受け付けてくれます。
詳細につきましては消費者ホットライン(消費者庁)をご覧ください。

消費者ホットライン(消費者庁)

不用品回収悪徳業者は残念ながらたくさんあります。トラブルに合わない為には、悪徳業者を選ばないことが1番です。この記事を参考に優良業者を見つけ出してくださいね。