実家の片付け

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実家を離れてもう20年が経ちました。
小学生から18まで過ごした一軒家にはたくさんの思い出があります。そして、私も兄も巣立ち、今実家には両親が2人で住んでいます。

4人で過ごしていた家に2人で住んでいるのに、何故かものが多いのです。

そう、私の母はお片付けが苦手な人間だったのです。今は母も父も元気に動けているので問題ないのですが、ある日突然、足が不自由になることや、認知症になることも大いに考えられます。
その時、私の実家がゴミ屋敷になってしまう可能性も大いにあると不安になりました。

そこで、この記事では実家の片付けをするために両親への説得方法と業者を呼ぶ基準などを紹介します。

まずは両親の説得

実家を片付けるにはまず、そこに住んでいる両親を説得する必要があります。勝手に捨ててしまうと、そこから親子間に修復不可能な亀裂が入る可能性もあります。

あなたにとっては要らないものでも親にとっては大切な思い入れの品かもしれません。この思い入れこそが実家整理の上で一番厄介なのです。

親を説得する際には自分が自分のものを捨てる姿を見せることが有効です。
まずは自分のものが置いていないか確認しましょう。卒業アルバムや学生時代の部活のユニフォームは置いてありませんか?処分できるものはその場で処分してください。

あなたが処分する姿を見て、親御さんはあなたが立派に成長し、過去のものは必要なくなったのだなと実感します。
その光景をみて、親御さんは学習机や小さい頃大切にしていたおもちゃを捨てる決心がつくことと思います。

また、50~60歳以上の方には勿体ない精神が私たちの倍以上あると思ってください。
私が娘のおもちゃ(おままごとセット)を捨てようとすると、まだ使うかもしれないからと言います。
まだ結婚もしていない兄の子供のために取っておくと言うのです。驚愕の勿体無い精神です。
こう言われた時には「お嫁さんが嫌がるからやめてあげて」など情に訴えかけてあげると納得してくれます。

実際に実家を片付ける

さて次は、大掛かりな実家の片付け方法です。

自分でやるか?業者に依頼するか?

学習机や古いテレビ、ベッドなどどんどん粗大ゴミが出ると言った大掛かりな実家の片付け方法についてですが大きく分けると2つです。
1つ目は「自分たちでやる」
2つ目は「専門業者に依頼する」です。

どちらにもメリット、デメリットがあるので順番に見ていきます。

自分でやる場合

力持ちの親戚や男兄弟がいる場合には重いベッドや学習机、タンスなど大型家具の運び出しが出来ます。しかし、女性ばかりでは自分たちでやるのは困難です。

途中でやっぱり無理だった。と中途半端で辞めてしまわない為にも、事前に自分達でできるのかを見極めることが大切です。

家の広さが3LDK以内かつお風呂、キッチン、洗面所など水周りが綺麗ならば自分で出来る可能性が高いです。水周りが不衛生だと悪臭や害虫が大量発生していることが考えられます。
そうなると素人には手に負えません。

自分たちで実家の片付けをするメリットはなんと言ってもその安さです。リサイクル券、ゴミ袋や洗剤を買っても5万円以内で収まると考えられます。
業者に依頼することを考えると、その後のお疲れ様会まで開けますね。
そして、実家に集まり一緒に片付け、親戚同士の絆を深められるのもメリットではないでしょうか。

反対にデメリットは疲れることです。
普段デスクワークをされている方には20キロ位の家具を持ち上げるのは体力的に辛いです。また、時間も奪われます。
せっかくの家族とのんびり過ごす休日が実家の片付けで潰れてしまいます。

専門業者に依頼する

家の大きさが3LDK以上、また水周りが使えない状態、どこから手をつけて良いかわからないほどの荒れ模様の場合には業者に依頼するしかありません。

家の片づけを業者に依頼する場合には、「自治体」「民間業者」の2つの選択肢があります。
どちらもメリットデメリットがありますので、金銭面などを含む状況で決めていくのが良いです。

まず、自治体の場合、民間業者に依頼するよりも金額が安いのが特徴です。その代わり、自治体に依頼する場合には担当者や関連機関との協議や提出書類が必要となります。そのため、片付け業者が来てくれるまで時間がかかります。

民間業者は利益を追求し成り立っているので、サービスやオプションが充実しています。もちろんオプションを付ければ金額も上がってしまいます。しかし、引き取り手のいなくなった実家の建物から土地のハウスクリーニングや売却までを一つの業者が請け負ってくれるところもあります。

時間にゆとりがあり、金額を抑えたい場合は「自治体」、金額よりもスピードと手軽さを重視する場合には「民間業者」を選ぶのが良いでしょう。

専門業者に依頼するメリット

冒頭では自分たちで実家の片づけをしたほうが安く、家族のきずなを再確認できるとご紹介しましたが、業者(ここでは民間業者)を頼むことも大きなメリットがあります。ここでは業者に依頼するメリットをご紹介します。

まずは、体力的負担の軽減です。
年末の大掃除を一日しただけなのに、その夜はぐったりしてしまい、夜ご飯すら作れなかった。また、次の日には全身筋肉痛になってしまい疲れが取れなかったという経験はありませんか?1件丸ごと片付けるとその3倍以上の疲労感が訪れます。家具や大型家電を動かすことも想定されます。業者に任せると、プロがあなたの代わりにやってくれるので、当日は指示を出すだけで済みます。

次に正確にゴミを処分してくれる点です。
実家には思わぬものが眠っている可能性があります。
例えば大量の食器、あなたは食器の正しい廃棄方法をご存知ですか?食器や陶磁器(花瓶など)は自治体によってゴミの分別方法が異なります。何個でも「燃えないゴミ」として回収してくれる自治体もありますが、中には「〇キロ以上は粗大ゴミとして回収する」と決められている自治体もあります。これらを一つ一つ調べてゴミの分別するのは時間がかかる作業です。

さらに、花瓶や食器に限らず、親御さんが大切にしていた物の中には非常に価値があるコレクター商品も含まれている可能性があります。
知らぬ間にゴミとして出してしまっていたなんてことにもなりかねません。

民間の不用品回収業者であれば、こなしている現場件数の数は相当なものです。ですから、ゴミの分別はもちろんのこと、価値あるものは見極め、買取りをしてくれます。業者によっては買取り価格を回収費用から引いてくれる場合もあり、回収費が思ったより安く済んだという事例もあります。

専門業者に依頼する場合かかる費用と相場は?

民間の回収業者に頼むメリット沢山ありそうだ!と思ったところで気になるのは回収費用ですよね。普段の生活ではなじみがないからこそ、法外な値段をとられるのではないだろうかと心配になってしまいますよね。また、多くの業者は電話では大まかな金額を出してくれません。それは、回収する内容物と量によって10万以上差が出てしまうからです。

では、相場はいくらなのでしょうか。
以下の資料を参考に業者が適正な値段を出している判断基準にしてください。
間取り料金
1LDK7~20万円
2LDK12~30万円
3LDK17~50万円
4LDK22万円~要見積

これは一般的な相場であり、もっと安い場合も、高い場合も考えられます。
もし相場価格より10万~20万円以上差が開いている場合は担当者に内訳を聞いてみてください。高い場合にはハウスクリーニング・除菌・消臭など、頼んでいないオプションが付いている、繁忙期料金が加算されている可能性があります。

反対に安い場合には、人件費が削られており当日の作業スタッフが1人しか来ない、作業開始時間が夕方18:00スタートなどの特約が付いていることもあります。
最悪、無許可の業者であり、不法投棄を行っている場合もあるので安すぎる場合のほうが注意は必要です。

まとめ

まだまだ、両親は元気だし、片付けなんて自分でやってもらえると思っていてもあなたが自立している以上、ご両親が片付けられなくなる日がいつ来るか分かりません。
いつか来るか分からない片付けられなくなる日に備えて今から片付けの方法やそれに伴う費用の知識を付けておいてみてはいかがでしょうか。

この記事があなたのご実家のお片付けの参考になれば幸いです。